簡易検索(簡易キーワード)検索

検索する

宗家文書の紹介|宗家と幕府

巻子かんす

 対馬宗家文書の大部分は巻子に装丁されている。全部で369巻あり、寛永13年(1636)から天保10年(1839)までの御内書、老中奉書が含まれている。これらの巻子は非常に大きなものが多い。収納点数からみた最大の巻子は「明和五戊子年従御老中義暢様江之御奉書」、10代藩主宗義暢への明和5〜7年(1768〜70)の老中奉書をまとめたものである。1通の老中奉書の幅は約55〜56センチと一定で、81点(83紙)あり、見返部分が77.5センチ、合計すると47メートル25センチもある。巻子の直径も16センチと大変大きい。

 この巻子は「御内書御奉書目録」(長崎県立対馬歴史民俗資料館所蔵)によると寛政8年(1796)に成巻された。このとき、宝暦5年(1755)以降、40年ぶりに成巻が行われ、全体の3分の1にあたる119巻が完成している。対馬藩の御内書、老中奉書は、定期的に江戸から対馬へ送られ、まとめて成巻していたことがわかる。

巻子
巻子
巻子
見返
このページのトップへ戻る

このデータベースの構築にあたっては、独立行政法人日本学術振興会平成15年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費)の交付を受けています。
© Kyushu National Museums 2009 All rights reserved.