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宗家文書の紹介|宗家と幕府

老中奉書ろうじゅうほうしょ

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老中奉書

 江戸幕府の老中久世広周くぜひろちかから対馬藩主宗義和よしよりに宛てたものである。全国の藩主に対し、老中が将軍の意を奉じる形をとった。内容は歳暮や八朔などの献上品のお礼から、江戸幕府の命令を伝えるものまで様々である。

 江戸時代の老中奉書は、御内書と同じく普通半分に折った折紙の状態であり、対馬宗家文書では白紙の部分を切り落とし巻子に仕立てている。また年号がなく月日のみ、文体も書状の様式(文末の恐惶謹言など)に統一された。

 通常は老中全員が連署する老中連署奉書であるが、この老中奉書のように簡潔な内容の場合は、月番老中(この場合久世大和守)のみで出された。

 この奉書は、将軍の11月21日の大成殿への参詣に対する宗家の書状への返事である。宗家への老中奉書は、朝鮮通信使、朝鮮国の動静報告に関する内容も多く、諸大名にはない特徴がある。

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