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宗家文書の紹介|宗家と幕府

御内書ごないしょ

 江戸幕府13代将軍徳川家定いえさだから対馬藩主宗家に対して出された手紙である。9月9日重陽ちょうようの節句の際に、宗家が進物を贈り、それに対する将軍からのお礼が記されている。

 写真は広げた状態であるが、御内書は普通半分に折った折紙の状態である。対馬宗家文書の大部分の後内書では白紙の部分を切り落とし巻子に仕立てている。

 なお堀田備中守は月番老中の佐倉藩主堀田正睦ほったまさよしである。堀田正睦は蘭学を奨励し順天堂を開かせるなど西洋の学問に理解のある大名だった。日米修好通商条約締結の際、朝廷との交渉に失敗し、老中の辞職に追い込まれた。

写真
徳川家定御内書

翻刻文
為重陽之祝儀
小袖一重到来
欽思食候委曲
堀田備中守可
述候也
九月七日 黒印(家定)
対馬侍従とのへ

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