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対馬宗家文書とは|対馬宗家文書の概要

 対馬宗家文書は、江戸時代の対馬藩(現長崎県対馬市)の藩主宗家に伝わった文書である。宗家は、室町時代から江戸時代にかけて、日本と朝鮮との間で外交の実務と貿易を独占し、日朝関係史上、大変重要な役割を果たした。対馬藩は対馬藩庁、江戸藩邸、釜山倭館わかんの各地に拠点を置き、広範囲に活動していた。

 九州国立博物館(以下、九博)が所蔵している対馬宗家文書の大部分14078点が、平成17年6月に国の重要文化財に指定された。指定の際の名称は「対馬宗家関連資料」、宗家の文書が対馬にあったという事実と、対馬と宗家との密接な関係を表すべくつけられた。その内訳は以下5分類されている。

  1. 朝鮮国から宗家他日本の通交者に与えられた図書や、宗家が外交文書に捺した朝鮮国王、足利将軍の偽造印を含む「印章(図書・木印)」37点
  2. 朝鮮国からの外交文書である「朝鮮国書契・書簡」16点
  3. 江戸幕府の将軍や老中から対馬藩主宗家にだされた御内書や老中奉書などの「文書・記録類」13780点
  4. 藩主の絵や絵画、絵の具など「書画・器物類」200点
  5. 文書や巻子が収められた「文書箱」45点

 明治以降の文書など指定されなかった663点を含めると、九博には合計14741点にものぼる膨大な資料、文書が所蔵されている。九博では、指定外の文書をも含めた形で「対馬宗家文書」と呼ぶこととする。

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